気持ちがまとまらない
おととい
昔の
親友と
呼べるくらい
ダチだったヤツが
死んだ
明日は告別式だ
中学の
いっときだったけど
死ぬほど仲良い瞬間があった
まぁなんせ
オレも
あいつも
性格に難のあるやつだったから
途中から合わなくなったけど
まぁ
いうても
中学のほんのわずかな
数ヶ月の話しだ
ちっさい頃も実は遊んだことあるけど
まじか
絶対に
殺しても死なないような
タフな男だったんだけど
アーティスト業もやってて
何度かテレビにも出てたな
あいつが
しんだのか
どうも
告別式には
うまいこと足が動かないや
あいつの
遺影を見たって
目立ちたがり屋なお前の写真がそこにあるだけにしか思えない
そこでほくそ笑みながら
オレは人気者だななんて
お前は偉そうに言ってきそうで
おまえなにしてんだよ
本当かな
多分本当なんだろうけど
全然わからん
おまえな
なにしてんだよ
なにこんな早く
おまえな
なんで
オレは
信じない。
たまにあったり
見かけたりしたけど
やっぱり
別にそこまで話したくもなくて
こっちはこっちで大人になってんのに
お前はいつも
ガキみたいなことばかり言って
お前とは合わないし
会わない
このまま
会わないでよかった
お前がいつ死のうと生きてようと
オレとお前は会わなかった
このまま
会わなければ
お前は死んでない
オレは告別式にはいかない。
そんなのはない。
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